グルテンフリー開始はある日突然
グルテンフリーを始めたきっかけ、
それはある日突然にやってきました。
当時小学6年生だった娘の体調がとても悪くて、
でも病名が見つからないという、本当に困った状況の時でした。
下校時に転倒して腰を強打。
なぜかその後、全身に無数の痛みと痺れが発生。そして寝たきりに。
受診した整形外科医が腕に体重をかけながら乗っかるように
圧迫しながら腰のストレッチを娘に施し激痛!
娘はその場で号泣。
(ホントにひどい医者でした…
この件はココに書くと長くなってしまうのでまた別の機会に書きます)
別の大きい病院では見当違いの薬を処方されてひどい副作用で七転八倒。
(この医者もホントにひどい)
痛み痺れ以外にも目が見えにくい、
胃や腸の痛み、
頭のふらふら感、
ボーッとしてしまう、
光が眩しく感じすぎる
皮膚の痛み、灼熱感
全身の強張り、等
症状が多岐にわたりすぎてどこの科を受診すればよいのか、もはや分からない。
痛みの強弱はあれど24時間痛がっている。
痛みで眠れない日々。
うつ伏せだとあばら骨が痛い
仰向けだと肩甲骨が痛い
なんども寝る態勢を変えるけど熟睡はできない。。
腕や脚が重くて痛いからいらない…って
うわ言のようにうったえてくる。
寝れないのに寝たきり。
体を起こしたり(胴体に力が入らない)
手足の曲げ伸ばしが自由にできない。
気づいたら病院に連れて行くこともできなくなっていました。
(この約1年後にようやく病名を探しあて幸運にもブラッドパッチという治療ができ、
今は元気になりました。病名は脳脊髄液減少症でした。)
ネットで病名を検索する毎日でしたが、一向に見つからない。
せめて痛みだけでも軽減させたい。
睡眠だけでも取れるようになってほしい。
そんな気持ちでモヤモヤしていたらある日、痛みの相談を受け付けている
鍼灸院のサイトを見つけました。
早速、娘の症状を投稿させてもらい先生にアドバイスを頂きました。
しばらくすると痛みが和らぎ睡眠も取れて日常生活も少しだけ楽になってきました。
でも時々びっくりする程、痛みが悪化して、
うずくまってしまう事がありました。
その日も困って先生に相談していました。
「お母さん、娘さんは毎回小麦系の主食を食べた後、痛みによる発作を起こしてます」
「え?ホントですか?」
確かにその日はお昼にうどんを食べていました。
たぶん前回痛みが悪化した時も、うどんだった…。
先生は私とのやり取りをメモに残していました。
私が「先生また強い痛みが出てしまいました」って
相談する日に限って
小麦の食事をしていたのです。
そっかぁ…。
偶然かもしれないけどこれは事実だし受け入れざるを得ない状況。
「良いタイミングなので、今日から2週間お母さんも一緒に、小麦をやめてみては?」
とのご提案。
自信無げに「はい」と返事をした私。
隣で痛がっている娘を見てやってみよう!と決心。
病院も当てにならないし、先生のお陰で回復してきている。
でも娘、パンケーキ、クレープ、うどん、パスタ、メロンパン、クッキー等が大好き。
↑全部小麦製品です…。
痛みで外出はできないし、食欲もあまりないから食べ物ぐらいは自由に!
の気持ちで好きな物を好きなだけ食べられる生活にしていた。
とは言え、内臓機能も弱っていたから、自由に食べるっていっても量はほんの少しだけ。
少量しか食べられないけど好きな物を美味しく食べるって
生きてる喜びを噛み締めるみたいな
そんな意味合いもある、幸せな時間です。
それなのに食物制限なんて…
んー大丈夫かなぁ??
2週間だけだしなぁ…
えー、2週間もかぁ…
出来るのか、あー 分からない(;_;)💦
娘、納得するかなぁー
明日から、いや今日からかぁ…
そんな揺れ動く状況でグルテンフリーを始めました。
だってもう本当に病院にはうんざりしていたし
鍼灸院の先生が仰っている事は事実だし
娘の調子が改善するならなんでも試してみたかった。
でも彼女(娘)の大好物を片っ端から禁止って
神様は意地悪過ぎるよ…って心の底から思いました。
それが2013年8月20日の出来事でした。
病名判明後→治療から7年が経過して今はすっかり元気になった娘❤↓
娘もグルテンフリーを続けています。
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